幼稚園教諭として幼児教育の現場に身を置いていたにも関わらず
読んだことのなかった「窓際のトットちゃん」
学生時代
読みたいな
読まなきゃな
なんて頭のどこかで思いながら読まずにいました。
さて、わたしにとって喫茶店とは
「暮らし、或いは人生の句読点」 です。
大袈裟?笑
でも本当です。
世の中、カフェは増えても、喫茶店(純喫茶) は減る一方で
邪宗門、くすの樹、はなや、ときの木… わたしのほっとする居場所は
すっかりなくなってしまいました。
句読点をうてずにずっと彷徨っていましたが
最近国立で「珈琲屋大澤」に出会い
またわたしは安心して 人生の句読点のために出かけています。
昨日 陽気なマスターの淹れたコーヒーを飲みながら
ずっと読みたかった「トットちゃん」を手に入れ 本を開きました。
まさかの36ページ目で胸熱くなり
思わず涙腺緩みました 。
この本に出てくるトモエ学園の校長先生
わたしの唯一の恩師、大学のN先生の、先生です。
トットちゃんが校長先生に感じた
「生まれて初めて本当に好きな人に逢った気がした」
というのは わたしがN先生に感じたものと同じ。
トットちゃんはわたしだ。
ちょうど、息子が置かれている環境での悩みも
この本に紡がれている言葉とも重なったりで
「あぁ、あぁ。」って思いながら コーヒーを飲んで。
本は不思議ですね。 必要な時に必要なものを与えてくれます。
学生時代に、読まなきゃ、という思いで読まないで
今読んだことの意味も感じます。
この校長先生のなかに、N先生を感じましたが
N先生のなかには、この校長先生がいるのでしょう。
そして、わたしのなかに、N先生はいます。
じゃあ、わたしのなかに、きっと、校長先生もいるんです。
今、本でしか会ったことはないけど、 そう思うと、なんかまた胸熱です。笑
あと!本をよむまで知らなかったのですが、
トモエ学園は、 リトミックを初めて取り入れた学校だそうです。
無知ってこわい恥ずかしい
わたしは今ピアノの先生をしています。
でも、相変わらず、ピアノのレッスンを通して、
いつもこどものことを考えています。
なんだかわたしはずっと 幼稚園の先生の時代から、変わっていません。
ピアノの先生だけど、 わたしはトットちゃんだし
わたしの中にはN先生の血が流れています。
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