いろんなことを話し合って、7月の発表会は開催中止とすることにしました。
そのかわりに、
「いつもの教室で発表会」
7月中の生徒さんそれぞれのレッスンのどこか1回で、場所はいつもの教室だけど「発表会のつもりで曲を弾く」という時間を設けます。その日をいつにするかは、生徒さんと先生で話し合って決めます。
いつも通りのレッスンの中の、ほんの5分ほどの時間かと思いますが、「さあ、弾くよ」となったら、先生がビデオをまわします。
本番のようにピアノを弾いて、生徒さんみんなの「いつもの教室で発表会」のビデオをつなげて1枚のDVDに編集し、プログラムも作って、後日お渡ししようと思います。
発表会に来るのを楽しみにしていた家族やおじいちゃんやおばあちゃんがいたら、ぜひこのDVDを見せてあげてください。
いつもの発表会の、ホールでの本番ならではの高揚感や、本物の音や、本物の体験は得られません。(ここで言う本物、とは、一流の、という意味合いが強い)でも、ホールではないこの形だからこその何かが得られるはずです。ひとりひとり違うそれぞれの音、本当にいい音楽は、ホールの力を借りなくても表現でき、人から人へと届くものです。
それに、いつも通りの素に近い心持ちで弾けるとしたら、ホールとは違った生徒さんたちの姿が音に反映されるでしょう。そう思うと、発表会が「この形になってしまった。」ではなく、「この形もいいね!」と思えてくるような気がしませんか?
いつもはアナウンス係が読むプログラムの原稿も、生徒さんみんなに読んでもらえるように、お願いしました!
先生たちは今、一人一人の生徒さんのための原稿作りに大忙し!