コロナ禍での発表会、対策を講じながら、みなさまのご協力のもと、なんとか開催できました。
発表会って、生徒さんにとっても特別なものだと思いますが、私にとってもやっぱりすごく特別だな、と改めて感じます。
私も昔は出演する側でしたが、今こうして主催する側になってみると、また違った発見がたくさんあるんです。
しかも、発表会だからってその発見はいつも同じとは限りません。
生徒さんにとって今回の発表会、あるいは発表会に向けての日々のレッスンの中に、なにか変化や新しい発見や気付きはあったかな?
今回の発表会は、観客席の使用率を20%に抑えるために、全部で9グループに分かれてのプログラム構成でした。
出演者3名だけのグループもあります。
これが、ある意味では不安材料。
あっさりと終わりすぎちゃうんじゃないかな?
「発表会に出た」というだけになって、充実できない生徒さんがいたりしないかな?
物足りなく感じるかな?
なんて心のどこかで思っていたのが正直なところ・・ですが、
終わってみると、あのチャボヒバホールには今日ぐらいの人数がぴったりだったね、という声や、
少人数だったからこそ、聴く方もひとりひとりの演奏に入り込めた気がする、という前向きな声もいただき少しほっとしました。